久々に写真集買ったなぁ

AILA(アイーラ)―川内倫子写真集

AILA(アイーラ)―川内倫子写真集

金曜日にジェイクラスの写真集を買おうと本屋をうろついてたんだが、
肝心のそれは見つけられず(神保町とか行かないと無理かな)、
ふと目に付いたのがこの写真集。
映画『誰も知らない』は興味がなくてパスして、
当然写真集のほうもスルーだったんだけど、
この写真集は装丁見て、中身をパラパラみて即、購入決定。
俺、川内さんのは『花火』しか持ってないからね。これはお得かも。
あと、装丁がかなり良いと思うよ。所有欲をそそられる。
卒業アルバムみたいな感じ?ページ数も多いし、これなら安い。
内容は、いつものツルツルしたアート系の紙に合うような
オーバー気味の写真がよく映えております。
まだ2、3回しか通して見てないんだけど、手を止めてじーっと見たくなるような、
そんな写真が多い。まとめ的な本だから前後の文脈は無きに等しいけど、
かえってそれが、"ちゃんと見ろよ"的な妙な義務感を発生させてなくて好感。
死んだ鶏が口から血を流してる写真がリアルで気持ち悪くてイイ。
このヒトは撮るタイミングがすごいよな。だから写真家になったんだろうけど。
生きるってのは美しいが、それ以上に醜くて汚らしいことをよく教えてくれる。